クロスカルチャー・コンサルタントを経て、サンフランシスコ州立大学大学院カウンセリング学修士(キャリア専攻)取得。サンフランシスコ大学キャリアセンターに勤務後、ロサンゼルスで開業。
専門分野は、キャリア開発、自己啓発、転換期支援、異文化交流。


全米認定カウンセラー・MBTIマスタープラクティショナー・遠距離カウンセリングカウンセラー・全米臨床カウンセリングカウンセラー試験合格・催眠療法士
日本キャリア開発協会研究会員

  • キャリア開発

    やり甲斐のある仕事ができるように。少人数制グループで、あなたのキャリアを応援します。

  • 自己理解

    充実した毎日を過ごす秘訣は、自分を100%活かすことです。自分の性格を把握して、自己理解を深めていきましょう。
  • 願望達成

    あなたにとって真に必要なものをあなたが自ら手に入れられるようにサポートします。

  • セルフケア

    簡単にできて、効果的な心と体のメンテナンスの方法を学びましょう。



  • 連載コラム

    アメリカ生活情報誌コンパスx2にキャリア関連記事を毎月2回連載しています。
    掲載日は、5日と20日です。





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  • 海外で働くときのコツ

    アメリカの場合

    アメリカでは、キャリア開発という概念が一般に浸透しています。
    米国労働省労働統計局の調べによると、アメリカの18歳から42歳までの成人が携わる仕事の数は、10.8。2〜3年に一度の割合で、転職している計算です。終身雇用制が過去のものとなったアメリカでは、「いい会社」に就職することが、就職活動のゴールではなく、スキルに磨きをかけながら、より高給、より待遇のいい職場で働けるようになることがゴールになるのです。
    必然、アメリカと日本では、就職活動のプロセスも違ってきます。
    たとえば、履歴書の書き方。アメリカには、規定用紙がなく、文字はタイプで打ち、写真添付、生年月日の記載はしません。求人業務に直接影響がない年齢や障害の有無を問うことは、アメリカの法律で禁じられています。 (面接が不安だという方は、是非、ご相談ください。どんな面接であれ、自分を100%表現して、悔いなしといえるようにお手伝いいたします。) 語学力、表現力を養うことは、むろん大切ですが、それだけでなく、文化の違いをしっかりと認識して準備することが、海外での仕事を充足させる秘訣です。


    参考資料
    「キャリアサークル」

    自分の興味・関心を自覚し、自分の能力を生かせる市場を調査、その仕事に就くために必要な能力を身につけ、就職活動をして実力発揮の現場に臨むという5つの段階を繰り返していくのが、 キャリア開発5つのステップです。

    • 第一段階:自己診断
    • 第二段階:選択肢の調査
    • 第三段階:スキルの確保
    • 第四段階:売り込み
    • 第五段階:実践


    専門性を生かし、スキルに磨きをかけ、実力を発揮できる職場を見つけて、実績を積み、よりよい待遇の職場を探し、昇給の交渉をする。
    最初は勇気がいりますが、自由に伴う責任を自分でとることができるという自信は、何にも変えられない財産であり、勝手の違う海外で働くからこその醍醐味といってもいいでしょう。


    参考コラム
    「米国キャリアカウンセリング事情」
    資格認定、米で広がる。キャリアカウンセラー/修士課程対象 、 実習2年。質の向上に貢献

    「人事部戦略の立て方」、「社会貢献という視点を持つ」、「天職を追求するために」――。配られたプログラムには百以上の講座紹介が並び、大広間の展示ブースの前では、カウンセラー、教育関係者など約千人の参加者が最新情報の収集に余念がない。
    7月上旬、全米キャリア開発協会(NCDA)がサンフランシスコで開いた恒例の全国大会のひとこまだ。NCDAは、キャリア開発促進を目標に1985年に設立された団体で、情報の質の向上、調査研究の支援などを行っている。
    米国では、1970年代に長い職業人生の中で、自分の能力を開発できるキャリアを育もうという考え方が広まり、企業や教育機関で個人の相談にのるカウンセラーの活動が盛んになった。
    一言にカウンセラーといっても、キャリア、スクール、カレッジ、リハビリテーションなど、扱う分野が異なる。その質を高め、水準を保もとうと、82年、全米認定カウンセラー協会が設立され、カウンセリング修士号を持った者を対象に全米認定試験を実施するようになった。認定証の有効期間は5年間。認定更新の査定を受けるためには、継続学習を証明する書類の提出が必要。継続学習の機会は、冒頭の大会をはじめ全国規模の学科、テーマを絞った分科会、同業種の勉強会や地域別会合など非常に多い。
    全米認定カウンセラーは、3万7,360人おり、うち7%が、キャリア関連問題を専門に扱うキャリアカウンセラーとして活躍している。日本の産業カウンセラーと違い、活動の現場は企業、行政、教育機関、非営利団体、開業など幅広い。協会の調査によると、約7割が女性。年齢的には、30代後半から50代が目立つ。弁護士や人事、教育関連の仕事をしていた人が、大学院に戻って専門性を磨き、それぞれの特性を生かしたカウンセリングに取り組んでいるケースが多いからだ。
    今のところ、認定試験は、自発的に受けるもので、試験に合格しなくても、修士号を持っていれば、カウンセラーとして働くことができるが、カリフォルニア州をはじめとする多くの州が、全米認定カウンセラーの資格を持つものを対象にしたレジスタープロフェッショナルカウンセラーの登録を推奨しており、認定資格がライセンス化されるのも時間の問題となっている。 日本でも厚生労働省が、2002年度から5年間で5万人のキャリアコンサルタントを育成する目標を掲げている。必要な能力の目安や養成カリュキュラムのモデルを示してはいるが統一資格はなく、民間企業がキャリアコンサルタント、キャリアカウンセラーなどの名称で独自に講座を開き、資格を与えている。質の向上は、今後の課題だ。
    アメリカのカウンセリング学部修士課程では、専門分野の勉強、インターンシップとそれに伴う討論の授業を受ける。鬱病や強迫神経症などの精神疾患にともなう心の病、家族、夫婦の問題などは、マリッジファミリーセラピスト(MFT)の専門分野となるが、学科では、日本の心理カウンセラーが扱うテーマをすべて網羅。インターンシップ先では、スーパーバイザーと週一回の面談が義務付けられていることをのぞけば、専任のカウンセラーとほとんど変わらない仕事が要求される。キャリア専攻の学生だった私のインターンシップ先は、一年目が、低所得者を対象とした非営利団体、二年目が、私立大学のキャリアセンターであった。大学のキャリアセンターでは、学生が、意欲的な人材を求めるアメリカの企業に、自分の能力を最大限にアピールできるようサポート。履歴書やカバーレターの添削をはじめ、親の意志で進路を決めたが面白くないので専攻を変えたいといった学生の相談にも乗った。

    日本経済新聞 生活ライフプラン掲載 2004年8月18日

     



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